2009年 06月 12日
アジアの風 |
代表的な石は、ターコイズ、珊瑚、ラピスなど。チベタンターコイズも、アメリカのターコイズ同様、水色から緑までの色幅があり、マトリックスといわれる母岩由来の黒い筋がみられます。日本では、筋も何もない真っ青が好きという人が多いようですが、天然もので真っ青の部分だけを取り出すにはちょっと大変ですね。そのため、染めや練りターコイズが多く流通しています。しかし、海外に行くと、話は変わり、ターコイズの黒い筋が描く力強さがポイントになったりします。
珊瑚は、山珊瑚と言って、古代の珊瑚礁だった地層から産出される珊瑚の化石だといわれていて、学術的にもがかなり価値があり希少ですが、その昔、地中海や台湾・香港などの交易によってもたらされたものであるともいわれます。
ラピスは、日本でも瑠璃と呼ばれ、仏教における「七宝(金・銀・瑠璃・玻璃・しゃこ・珊瑚・瑪瑙)」のひとつです。空海も守護石として使ったのだとか。仏教だけではなく、世界中のあらゆる宗教の中でもパワーストーンとして使われてきました。チベットでは身に着けるだけでなく絵の具にしてタンカ(仏画)に使っていたようです。
値段を押すとSHOPに飛びます。
左上:ブッダアイ 6,800円
35mm円形のプレートの片面には、ゴールドでキラキラのブッダアイ、反対の面には太陽神スーリャと「オンマニパメフン」のマントラ文字が描かれたリバーシブル。トップのチェーン通しの部分には、チベットの幸運のしるしである永遠の結び目(エンドレスノット)が刻印されています。
右上:カーラチャクラ(アンティーク) 4,800円
33mmと数秘学的な円形のシルバープレートに17粒並べられた丸いチベタンターコイズ3mmのドット。仏教的にも3は、仏法僧をあらわす神聖な数字です。
真ん中には「カーラチャクラ」のシンボルがあり、サイドにはプチな赤珊瑚が並べられたチベットのアンティークものです。
中央:ラピス 1,800円
ドロップ型ラピスにシルバーをまいてあります。シルバー部分は、唐草模様のような文様が彫刻(手彫り)が施され、アンティーク風に仕上げられています。ヒマラヤ地域でよく見られるデザインです。
左下:アンティーク 6,800円
色使いのとっても素敵なペンダントトップです。こちらも33mm円形のシルバープレートに、ラピス・ターコイズ・珊瑚の色粉で固められたインレイワーク。表面はブラス(銅)のゴールデンカラーをあわせているので、少し大人っぽくカッコいい印象です。(裏面はシルバーです。)チベットのアンティークものです。クロスに唐草模様のようなハートのような金糸(銅版切)と、色とりどりに鮮やかな石達がマッチしています。
右下:オンマニパメフンのマントラ 14,800円
銀板を丁寧に切って作成した「オンマニパメフン」のマントラ文字をターコイズに埋め込むインレイ法で作成されています。中央部分はラピスにターコイズで「Om」のサンスクリット文字、その部分が一段高く盛り上がっているのですが、こちらは取り外し可能のピルケースのようになっています。めちゃめちゃ細かい作業で、凝ってます!かなり、美しいです。一際光っています。
by mandalasoap
| 2009-06-12 16:01
| コラム