2009年 06月 10日
お直し作業中 |
NY時代に通っていた彫金学校での授業のヒトコマに「パールストリンギング」があって、けっこう何日かを割いて、こればっかりするのであるが、これは金属もバーナーも使わないから火傷もしなくて済むし(よう火傷しました、ほんまに)、小学校5年の時に「楽そうだから」という理由で入った手芸部のおかげか、針と糸作業は得意な方だった。
玉ギリギリの接面にノット(結び目)を持ってこないといけない。そのためには、たこ焼きをひっくり返すやつ(千枚通し)か、目打ちを使うのである。クラスメイツのほとんどは、これが苦手な人が多く、イライラ棒のごとく(って、懐かしいけど)「イー!!」っとなるらしかった。
Teacher代理として(っていうても、「ちょっと見といたって」ぐらいのもんだ。)手ほどきするぐらいの取り柄であったが(他にはほとんどないからな、笑)、その後、こんな自慢もただの宝の持ち腐れと化してしまったのであった。
しかしこの度、こうしてまた、パールストリンギングが出来る日がくるなんて、人生捨てたもんやないねー。
流行も周期で巡るけれども、こんなんもまた巡ってくるわけで。
そんなこんなで、たった今、私の頭の中には中島みゆきの「時代」が流れております。
by mandalasoap
| 2009-06-10 14:55
| コラム