2009年 03月 04日
オモロイ釜山⑥ Look for オンチョン。 |
慶州へやってきたはいいが、釜山よりはるかに寒く、来た日もよろしくなかったようで、立っているだけで凍えてしまいそうな、そんな日であった。
慶州には普門温泉(ポムンオンチョン)といって、普門湖の周りに温泉施設や温泉付きホテルやコンドミニアムがたくさん並んだリゾートエリアになっている。新羅のテーマパークや遊園地なんかもあったりする。「とりあえず、温泉へ行こう。」と思い立ち、インフォメーションで普門へ行く市バスのナンバーを聞く。
バス停に行くと、ちょうどそこに乗りたいバスがやってきたので、飛び乗った。ひとり1500ウォンでどこまでも。どこで降りたらいいのかわからないので、運転手に写真を見せて、「Pomun」と告げる。そしたら、ちゃあんと最寄バス停で運転手が降ろしてくれるのがありがたい。慶州バスターミナルから約15分ほど、ものごっつ粗くてスピード狂気味の運転のバスにガンガン揺らされていると、湖が見えてきた。
「ここで降りたらいい」と言ったのかはどうかはわからないが、降ろしてもらった目の前にツーリストインフォメーションがあったので、ここで聞いてみる事に。大江千里に劇似の兄ちゃんがやってきて、やっと英語で会話。宿泊しなくても使用できる健康ランドのような施設を紹介してもらう。
TEMF HOTEL(ホテル慶州教育文化会館)にある風呂へGO。
そこではフェイスタオル二枚を貸してくれる以外は、何もない。ただ、風呂の入り口にアカスリタオルが山積みになって置かれているので、垢はすり放題である。日本の銭湯のように、タオルで隠して入ってくる人は皆無!そのまんまで挑むのである。
なんぼほど浴槽があるのか、ごっつ広くて余裕のあるつくり。20mほどの長さのプールのような風呂には、バーがつけてある、滝のような打たせ湯、バブルバス、漢字で「熱湯」と書かれている熱そうなの、その横の「冷水」と書かれているの、寝そべれるとこ、薬湯、などなどと盛りだくさんである。外には露天もある。
洗い場では、全員といっていいほど、親が子の背中を流し、子供が親の背中を流しているという、流し合いの精神を見た。マイ垢すりタオル持参率高し。おばあちゃんらしきアジュマが小さい子供の体を、足の裏をこするようなたわしでガッサガサ洗っているため、とても痛そうであった。子供も「ちょっと痛い」とか言ってるのに、アジュマは「痛あらへんわ!」みたいな感じのことを言っていて(きっとそう言ってると推測する)、こする手を止めようとはしない。
それを横目にサウナへと向かう。
サウナがなぜか隣り合わせて二つあるのだが、何か違いが有るのかと思いきや、何もなく。
お好きなほうにどうぞ的な自由選択さ。特に説明書きなども書いておらず、ただサウナである。
日本だと、「入り方」だの「禁止事項」だの云々かんぬんご丁寧に書かれているけれど、こっちは何も。
サウナもタオルで隠すとかそんなんは無く、こちらもまたそのまんまで挑むのである。
右側のサウナに入れば、ひとり先にアジュマ(おばちゃん)が木のすのこのような板の上に寝そべっていた。アジュマはおもむろに、足を頭の方にもっていき、すっぽんぽんでハラアサナをしだした。・・・自由だ(笑)。
一汗かいた後、外にある露天風呂の方へ。冷たい風を浴びて体を冷やした後、浴槽に足を入れたら、そこは露天水風呂だった。びっくりしたなあ、もう。(もう一個の露天風呂はちゃんとお湯だったけど)
露天からサウナへ戻り、入ったり出たりゆっくりした後に、20mプールのような浴槽へ。見てみれば、備え付けのバーにつかまったアジュマ(おばちゃん)達がずらっと並んでいる、そして、思い思いな動きをしている。
きっと、下半身の運動だろうか、ひざをまげて下がったり、伸ばして上がったりのストレッチをしてるアジュマ、泳ぐアジュマ、そして、バタ足をするアジュマ。喋りまくるアジュマ、笑うアジュマ。これもまたかなり自由だ。しかも、すっごい楽しんでいるっ!!それにつられてこの浴槽に入ってみると、なんとぬるま湯であった。おお!これは、サウナから上がってすぐ入っても大丈夫なようにできているようだ。熱くも冷たくもないので、体に負担もかからないのは理にかなっている。このぬるま湯風呂にしばし感動する。私もアジュマばりに端から端まで泳いでみたり、歩いて回ってみたり、滝にうたれてみたりして遊ぶ。誰も止めることもなく、そんなんせんといてください的な看板もなく、みんな個々に好きにやっている。日本でもこうしたら楽しいのになー。
ああ、自由っていいな。
そんなこんなで全風呂を制覇して、終了。
風呂上りに、ジュースを飲もうと着替え場に備え付けてある自動販売機をチェック。シッケ(冷やしあめみたいな甘酒みたいな米の飲み物)、ざくろジュース、あんずジュースかで迷うが、ここはあんずにしておいた。500ウォンだか800ウォンぐらい。韓国のジュース、安っ!
かなり堪能した風呂であった。これぞ、いい湯だな、と。
ちなみに、男湯では、クナブジ(おっさん)達が、フルチン全開で平泳ぎで泳いどったと聞いた。
こちらもまた自由でよい。
慶州には普門温泉(ポムンオンチョン)といって、普門湖の周りに温泉施設や温泉付きホテルやコンドミニアムがたくさん並んだリゾートエリアになっている。新羅のテーマパークや遊園地なんかもあったりする。「とりあえず、温泉へ行こう。」と思い立ち、インフォメーションで普門へ行く市バスのナンバーを聞く。
バス停に行くと、ちょうどそこに乗りたいバスがやってきたので、飛び乗った。ひとり1500ウォンでどこまでも。どこで降りたらいいのかわからないので、運転手に写真を見せて、「Pomun」と告げる。そしたら、ちゃあんと最寄バス停で運転手が降ろしてくれるのがありがたい。慶州バスターミナルから約15分ほど、ものごっつ粗くてスピード狂気味の運転のバスにガンガン揺らされていると、湖が見えてきた。
「ここで降りたらいい」と言ったのかはどうかはわからないが、降ろしてもらった目の前にツーリストインフォメーションがあったので、ここで聞いてみる事に。大江千里に劇似の兄ちゃんがやってきて、やっと英語で会話。宿泊しなくても使用できる健康ランドのような施設を紹介してもらう。
そこではフェイスタオル二枚を貸してくれる以外は、何もない。ただ、風呂の入り口にアカスリタオルが山積みになって置かれているので、垢はすり放題である。日本の銭湯のように、タオルで隠して入ってくる人は皆無!そのまんまで挑むのである。
なんぼほど浴槽があるのか、ごっつ広くて余裕のあるつくり。20mほどの長さのプールのような風呂には、バーがつけてある、滝のような打たせ湯、バブルバス、漢字で「熱湯」と書かれている熱そうなの、その横の「冷水」と書かれているの、寝そべれるとこ、薬湯、などなどと盛りだくさんである。外には露天もある。
洗い場では、全員といっていいほど、親が子の背中を流し、子供が親の背中を流しているという、流し合いの精神を見た。マイ垢すりタオル持参率高し。おばあちゃんらしきアジュマが小さい子供の体を、足の裏をこするようなたわしでガッサガサ洗っているため、とても痛そうであった。子供も「ちょっと痛い」とか言ってるのに、アジュマは「痛あらへんわ!」みたいな感じのことを言っていて(きっとそう言ってると推測する)、こする手を止めようとはしない。
それを横目にサウナへと向かう。
サウナがなぜか隣り合わせて二つあるのだが、何か違いが有るのかと思いきや、何もなく。
お好きなほうにどうぞ的な自由選択さ。特に説明書きなども書いておらず、ただサウナである。
日本だと、「入り方」だの「禁止事項」だの云々かんぬんご丁寧に書かれているけれど、こっちは何も。
サウナもタオルで隠すとかそんなんは無く、こちらもまたそのまんまで挑むのである。
右側のサウナに入れば、ひとり先にアジュマ(おばちゃん)が木のすのこのような板の上に寝そべっていた。アジュマはおもむろに、足を頭の方にもっていき、すっぽんぽんでハラアサナをしだした。・・・自由だ(笑)。
一汗かいた後、外にある露天風呂の方へ。冷たい風を浴びて体を冷やした後、浴槽に足を入れたら、そこは露天水風呂だった。びっくりしたなあ、もう。(もう一個の露天風呂はちゃんとお湯だったけど)
露天からサウナへ戻り、入ったり出たりゆっくりした後に、20mプールのような浴槽へ。見てみれば、備え付けのバーにつかまったアジュマ(おばちゃん)達がずらっと並んでいる、そして、思い思いな動きをしている。
きっと、下半身の運動だろうか、ひざをまげて下がったり、伸ばして上がったりのストレッチをしてるアジュマ、泳ぐアジュマ、そして、バタ足をするアジュマ。喋りまくるアジュマ、笑うアジュマ。これもまたかなり自由だ。しかも、すっごい楽しんでいるっ!!それにつられてこの浴槽に入ってみると、なんとぬるま湯であった。おお!これは、サウナから上がってすぐ入っても大丈夫なようにできているようだ。熱くも冷たくもないので、体に負担もかからないのは理にかなっている。このぬるま湯風呂にしばし感動する。私もアジュマばりに端から端まで泳いでみたり、歩いて回ってみたり、滝にうたれてみたりして遊ぶ。誰も止めることもなく、そんなんせんといてください的な看板もなく、みんな個々に好きにやっている。日本でもこうしたら楽しいのになー。
ああ、自由っていいな。
そんなこんなで全風呂を制覇して、終了。
風呂上りに、ジュースを飲もうと着替え場に備え付けてある自動販売機をチェック。シッケ(冷やしあめみたいな甘酒みたいな米の飲み物)、ざくろジュース、あんずジュースかで迷うが、ここはあんずにしておいた。500ウォンだか800ウォンぐらい。韓国のジュース、安っ!
かなり堪能した風呂であった。これぞ、いい湯だな、と。
ちなみに、男湯では、クナブジ(おっさん)達が、フルチン全開で平泳ぎで泳いどったと聞いた。
こちらもまた自由でよい。
by mandalasoap
| 2009-03-04 21:02
| 旅マンダラ