オイルについて |
【 ココナツオイル 】
ココヤシ(コプラ)の実から絞ったオイル。精製されていない油はココナツの甘い香り。泡立ちが非常によい石鹸になるので、石鹸には欠かせない。インドではココナツオイルをヘアオイルやボディクリームとして使用している。
【 パームオイル 】
パーム椰子(アブラヤシ)の果肉から取れるオイル。石鹸を固くし、溶け崩れを防いでクリーミーな泡立ちを作る石鹸になる。多くの石鹸会社はこのオイルを使用して高級石鹸として売り出している。
【 レッドパームオイル 】
精製されていないパームオイル。色は濃いオレンジ色。カロチンを多く含むため「カロチーノプレミアム」という名で売り出されている。ビタミンEなどの栄養素も豊富で肌荒れや傷の修復によいとされている。
【 オリーブオイル 】
オリーブの実から採れるオイル。絞り汁がそのままオイルになるのはオリーブだけだそう。オレイン酸と植物性スクワランを多く含み保湿力が高くマイルドな石鹸になる。地中海地方のオリーブソープは世界的に有名。なめらかで保湿効果の高い石鹸を作る。
【 キャスターオイル 】
唐ごまの種子を絞った、粘性がある濃厚なオイル。香りの安定を良くし、石鹸につやと透明感を出す。キャスターオイルを入れた石鹸は細かい泡をたくさん出すという効果からシャンプーバーにはなくてはならないオイル。保湿効果が高く乾燥肌によい。昔から医療や化粧品に使われてきた。
【 ローズヒップオイル 】
お肌に必要な栄養素である4大ビタミン天然ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンPを自然な形で豊富に含む。特にビタミンCの宝庫で美肌に効果的。細胞膜を強化し肌を柔らかくする。ニキビやニキビ跡・その他の肌トラブルを改善に導く。
【 ライスブランオイル 】
米ぬかからとれる米油は、ビタミンEが豊富。抗酸化作用が高く、皮膚細胞のターンオーバーサイクルを早め、保湿作用と紫外線防止効果でお肌を乾燥から強力に守る。乾燥肌、老化肌のスキンケアはもちろん、ヘアケアにも。クレンジングオイルとしても効果的。石鹸に入れると独特のソフトで細かい泡で使用感UP。
【 アルガンオイル 】
モロッコ原産。オリーブの三倍以上とも言われるビタミンEや、その他美容に嬉しい栄養がたっぷり。古代よりベルベル人によって薬用・食用・美容には、なくてはならない存在で、乾燥やシワ、妊娠線の予防、柔軟効果、皮膚トラブルの防止や改善など、モロッコでは食用だけでなく、家庭療法やコスメにも使われている。
【 アボガドオイル 】
美肌の友、アボガド。老化を防ぐビタミンE、コエンザイムQ10、ビタミンA・B・C・D、レシチン、プロテイン、脂肪酸、リン、カリウム、マグネシウムなどが含まれ栄養たっぷり。濃厚なオイルで、皮膚や角質によく浸透して滑らかに作用。保湿効果や柔軟効果が高く、紫外線防止効果があり、乾燥肌や老化肌、ダメージを受けた肌や皮膚疾患にもよいオイル。妊娠線予防にもよく、肌に活力を与えてくれるオイル。
【 ニームオイル 】
インドのアーユルベーダでは欠かせない万能のニーム。「村の薬局」と言われる。生命力に溢れ効能が高く防腐殺菌性(種子・葉)によりダニ、ウイルスやバクテリア、水虫、ニキビなどの毒素を消す抗真菌作用や抗炎症作用や抗アレルギー作用や乾燥から身を守る効果から、皮膚疾患にも効果が高い。
【 ホホバオイル 】
ネイティブアメリカンが何百年も前から生活に取り入れていた万能のオイルで、民間薬として、火傷や切り傷の治療に、食用として、化粧品としてオールマイティに使われている。分子構造が人間の皮脂に近く、伸びがよく、浸透性が高い。つけた時のオイリーな違和感はなく、つるっとさらっとしています。オイルというより液状のなのワックスで酸化しにくい。皮膚柔軟・しみしわ予防・抗炎症作用・皮膚再生作用・育毛促進作用・保湿など
【 ココアバター 】
カカオ豆の脂肪分。食べ物の分野だけでなく、コスメ業界でもいまやポピュラーなココアバター。溶け崩れが少なく硬めの石鹸を作る。キレがよい細かな泡立ちでクリーミーに仕上がる。少しだけでも十分、保湿効果のよい石鹸に。見かけは固体だが、体温ほどで溶け、ふんわりと肌によくなじむ。柔軟効果もあり、皮脂膜をガードし、乾燥から強力にサポート。
【 シアバター 】
アフリカ原産のシアナッツから取れる植物性油脂。指で触れると体温でふわっと溶ける。べたつかず優しい使い心地で、お肌は赤ちゃんのような柔らかい肌に生まれ変わると評判。肌や髪に必要な栄養をたっぷり含み、保湿力が素晴らしいほどに高く、老化肌や角質を柔らかく潤いを与え、シワを防ぐといわれます。紫外線防止効果がある。